泉南市議会 2020-09-07
令和2年第3回定例会(第4号) 本文 開催日: 2020-09-07
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時20分 開議
◯議長(南 良徳君) おはようございます。ただいまから令和2年第3回
泉南市議会定例会継続会を開議いたします。
直ちに本日の会議を開きます。出席議員が定足数に達しておりますので、会議は適法に成立いたしました。
これより日程に入ります。
日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。本日の
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において7番 谷 展和議員、8番
古谷公俊議員の両議員を指名いたします。
次に、日程第2、
泉南監報告第5号「
例月現金出納検査結果報告」から日程第6、
泉南監報告第9号「
例月現金出納検査結果報告」までの5件を一括議題といたします。
これより本5件について監査委員の報告を求めますが、
市橋直子監査委員から、都合により欠席の届出がありましたので、御報告をいたします。
よって、報告につきましては、
梶本茂躾監査委員から報告をいただきます。
それでは、本5件に関し、報告を求めます。
梶本茂躾監査委員。
2
◯監査委員(梶本茂躾君) ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、これより令和2年4月、5月、6月分の
例月現金出納検査を執行した結果を報告いたします。
地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、令和2年4月分は5月26日に、令和2年5月分は6月30日に、令和2年6月分は7月28日に、
市橋監査委員と私とで検査を執行いたしました。
これについては、一般会計、各特別会計及び各財産区会計の関係資料を中心に、出納関係諸帳簿及び証拠書類、現金預金現在高について収支内容を照合したところ、いずれも符合しており、出納は適正に行われていたものと認定いたします。
以上、甚だ簡単ですが、検査報告とさせていただきます。
3 ◯議長(南 良徳君) ただいまの監査報告に対しましては、質疑の通告はありません。
この際お諮りいたします。監査報告に対する質疑については、これを省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
4 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって監査報告5件に対する質疑は省略することに決定いたしました。
以上で監査報告5件の報告を終わります。
次に、日程第7、報告第1号「専決処分の承認を求めるについて(令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第2号))」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
5 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました報告第1号、専決処分の承認を求めるについて(令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第2号))につきまして御説明申し上げます。
議案書は、7ページをお開き願います。
本件は、令和2年度大阪府泉南市
一般会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製するとともに、その執行に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がないことから、同法第179条第1項の規定により、専決処分を行いましたので、同条第3項の規定に基づき議会に報告し、承認を求めるものでございます。
補正措置をした経費の内容は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る事業等に要する経費でございます。
補正の内容でございますが、8ページをお開き願います。
歳入歳出予算の総額に、それぞれ8,723万3,000円を追加し、それぞれを299億5,701万8,000円とするものでございます。
まず、歳出予算につきまして、14ページをお開き願います。
上段より下に記載の
人件費事業150万円の減額は、令和2年6月期支給分に係る議員の期末手当を減額するものでございます。
次に、その下に記載の
議会活動補助事業272万円の減額は、
常任委員会及び
特別委員会の行政視察の中止に伴い、旅費を減額するものでございます。
次に、15ページをお開き願います。
中段に記載の
ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業8,755万9,000円の増額は、
児童扶養手当受給世帯1世帯につき5万円、第2子以降1人につき3万円の給付、また収入が減少した
児童扶養手当受給世帯1世帯につき5万円を給付するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、最下段から16ページにかけて記載の
妊産婦支援給付金給付事業336万1,000円の増額は、
臨時特別給付金の対象にならなかった妊婦1人につき1万円を給付するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、歳入予算につきまして御説明申し上げます。
議案書は、13ページにお戻り願います。
上段に記載の
民生費国庫補助金、
児童福祉費補助金8,809万2,000円の増額は、先ほど御説明しました
ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業の財源として、国から交付されるものでございます。
次に、その下に記載の
財政調整基金繰入金85万9,000円の減額は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る事業の財源として計上したもののうち、本補正予算において歳入予算の増額等により、一般財源の確保のめどが立ったものを減額するものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、報告第1号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
6 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
7 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより報告第1号採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
8 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって報告第1号は原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、日程第8、報告第2号「専決処分の承認を求めるについて(令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第3号))」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
9 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました報告第2号、専決処分の承認を求めるについて(令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第3号))につきまして御説明申し上げます。
議案書は、23ページをお開き願います。
本件は、令和2年度大阪府泉南市
一般会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製するとともに、その執行に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がないことから、同法第179条第1項の規定により、専決処分を行いましたので、同条第3項の規定に基づき議会に報告し、承認を求めるものでございます。
補正措置をした経費の内容は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る事業等に要する経費でございます。
補正の内容でございますが、24ページをお開き願います。
歳入歳出予算の総額に、それぞれ2億9,105万8,000円を追加し、それぞれを302億4,807万6,000円とするものでございます。
まず、歳出予算につきまして、30ページをお開き願います。
中段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業112万円の増額は、本庁舎等に
サーモグラフィーを購入するための経費を新たに計上するものでございます。
シティプロモーション推進事業300万円の増額は、
泉南ロングパークPRグッズの作成に係る経費を増額するものでございます。
次に、中段より上に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業188万7,000円の増額は、避難所の
間仕切りパーティション、
マンホールトイレ用テント、
災害対策本部のタブレット、テレビ等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、32ページをお開き願います。
最上段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業307万6,000円の増額は、
総合福祉センターの
廊下空調ファンコイルユニット、
自動制御用電源ユニットの修繕及び
サーモグラフィーの購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、中段より下に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業5,617万8,000円の増額は、令和2年4月28日から令和3年3月31日の間に生まれた新生児1人につき10万円の
新生児支給給付金を支給するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、33ページをお開き願います。
最下段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業2,025万9,000円の増額は、コロナ禍における
緊急支援措置として、令和2年8月から令和3年3月まで、
保育施設等の
給食費無償化を実施するための経費に係る補助金及び
保育施設等の園児の健康を保持するための
冷却タオル購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、35ページをお開き願います。
下段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業5,322万3,000円の増額は、学校・園児童等の
感染症対策に伴う消毒液、
冷却タオル、教材ソフト、
空間除菌脱臭機等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、36ページをお開き願います。
上段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業600万円の増額は、
小学校屋内運動場に
サーキュレーターを購入するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、中段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業8,394万4,000円の増額は、コロナ禍における
緊急支援措置に伴い、令和2年8月から令和3年3月まで、
小学校給食費の無償化を実施するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、下段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業240万円の増額は、
中学校屋内運動場に
サーキュレーターを購入するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、37ページをお開き願います。
最上段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業4,610万5,000円の増額は、コロナ禍における
緊急支援措置に伴い、令和2年8月から令和3年3月まで、
中学校給食費の無償化を実施するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、38ページをお開き願います。
最上段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業369万7,000円の増額は、4公民館への
サーモグラフィーの購入及び新家公民館の
空調設備更新に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、歳入予算につきまして御説明申し上げます。
議案書は、29ページにお戻り願います。
まず、上段に記載の
総務費国庫補助金、
総務管理費補助金150万円の増額は、先ほど御説明しました
シティプロモーション推進事業の財源として、国から交付されるものでございます。
次に、その下に記載の
民生費国庫補助金、
保育対策総合支援事業費補助金420万円及び子ども・
子育て支援交付金50万円の増額は、
新型コロナウイルス感染症防止対策に係る経費の財源として、国から交付されるものでございます。
次に、中段より下に記載のふるさと泉南水なす
基金繰入金150万円の増額は、先ほど御説明しました
シティプロモーション推進事業の財源として、同
基金繰入金を増額するものでございます。
次に、その下に記載の
財政調整基金繰入金2億6,296万8,000円の増額は、この補正予算の
所要一般財源として計上するものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、報告第2号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
10 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
11 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより報告第2号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
12 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって報告第2号は、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、日程第9、報告第3号「専決処分の承認を求めるについて(令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第4号))」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
13 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました報告第3号、専決処分の承認を求めるについて(令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第4号))につきまして御説明申し上げます。
議案書は、43ページをお開き願います。
本件は、令和2年度大阪府泉南市
一般会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製するとともに、その執行に緊急を要し、議会を招集する時間的余裕がないことから、同法第179条第1項の規定により、専決処分を行いましたので、同条第3項の規定に基づき議会に報告し、承認を求めるものでございます。
補正措置をした経費の内容は、7月豪雨の被害による
災害復旧事業及び
新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る事業等に要する経費でございます。
補正の内容でございますが、44ページをお開き願います。
歳入歳出予算の総額に、それぞれ4億6,099万3,000円を追加し、それぞれを307億906万9,000円とするものでございます。
また、
歳入歳出予算の補正に合わせ、地方債に
発行限度額の追加の補正を行うものでございます。
まず、歳出予算につきまして、53ページをお開き願います。
上段より下に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業111万2,000円の増額は、
ウェブ会議を行うための
ノートパソコン、
スピーカーフォン等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、中段より下に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業120万円の増額は、
テストセンター方式による
職員採用試験に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、下段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業371万円の増額は、投票所及び開票所の
投票用紙自動交付機、
投票用紙読取り分類機増設ユニット、
サーキュレーター等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、54ページをお開き願います。
中段より上に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業579万6,000円の増額は、防犯カメラの購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、中段より下に記載の
障害児通所給付事業1,597万9,000円の増額は、
特別支援学校等の臨時休校に伴い、利用者の増加による
放課後等デイサービスに対する給付費を増額するものでございます。
次に、55ページをお開き願います。
上段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業360万円の増額は、
子育て世帯への支給として、食事の無償提供を実施するための経費を新たに計上するものでございます。
次に、56ページをお開き願います。
中段に記載の
民間保育所等支援事業1,400万円の増額は、
民間保育施設等に消毒液、
空気清浄機等を購入するための補助金を増額するものでございます。
次に、58ページのお開き願います。
上段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業1,022万1,000円の増額は、
高齢者インフルエンザ定期予防接種の
自己負担分の無償化に伴う委託料及び広報ページ買取りに係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、中段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業3億3,300万円の増額は、
キャッシュレス決済等の推進及び1世帯につき1万円の
地域振興券の交付に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、59ページをお開き願います。
上段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業4,035万7,000円の増額は、中学3年生を対象とした
民間外部テストの実施及び
遠隔オンライン学習に伴う
大型モニター、
タブレット端末用ケース、
校務用パソコン等の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、中段に記載の
新型コロナウイルス感染症対策事業1,530万1,000円の増額は、
小学校給食における配膳台の購入に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、60ページをお開き願います。
最下段から61ページにかけて記載の
留守家庭児童会運営事業533万5,000円の増額は、
留守家庭児童会のアルコール・
ノータッチディスペンサー、
サーキュレーター等の購入及び
手洗い用自動水洗化に係る経費を増額するものでございます。
次に、中段より下に記載の
公共土木施設災害復旧事業200万円の増額は、7月豪雨による
童子畑堀河線の災害復旧に係る委託料及び
工事請負費を新たに計上するものでございます。
次に、歳入予算つきまして御説明申し上げます。
議案書は、51ページにお戻り願います。
まず、上段に記載の
総務費国庫補助金、
総務管理費補助金7億3,143万3,000円の増額は、
新型コロナウイルス感染症対策事業の財源として、国から交付されるものでございます。
次に、中段に記載の民生費府補助金、
社会福祉費補助金1,597万9,000円の増額は、先ほど御説明しました
障害児通所給付事業の財源として府から交付されるものでございます。
次に、その下に記載の民生費府補助金、
児童福祉費補助金1,879万7,000円の増額は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止策に係る経費の財源として府から交付されるものでございます。
次に、最下段に記載の
財政調整基金繰入金3億1,615万1,000円の減額は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る事業の財源として計上したもののうち、本補正予算において、歳入予算の増額等により、一般財源の確保のめどが立ったものを減額するものでございます。
次に、52ページをお開き願います。
上段に記載の
災害復旧事業債200万円は、7月豪雨による
童子畑堀河線の災害復旧に係る財源として新たに計上するものでございます。
次に、議案書、47ページお戻り願います。
第2表地方債の補正につきましては、記載のとおりでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、報告第3号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
14 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
15 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────梶本議員。
16 ◯6番(梶本茂躾君)
災害復旧事業費ですけれども、これは市債を発行してあるんですけれども、
国庫補助金等がなかったのかどうか。(「これ座ったままでええのか」の声あり)立って言うのか、どっちですか。
17 ◯議長(南 良徳君) 座ったままでいいです。
18 ◯6番(梶本茂躾君) それと、情けない話なんやけれども、災害復旧費200万、わざわざこれを市債を発行するほど泉南市の財政は余裕がなかったのかということで、2点についてお答えください。
19 ◯議長(南 良徳君) 山上総務部長。
20 ◯総務部長(山上公也君) 災害復旧費についてですけれども、今回上げさせていただく工事費については、仮復旧の委託料と工事費ということで、国庫補助のほうは付かないということで、今回5号補正で上げさせていただいているほうで、本工事費を計上しますので、そちらで国庫補助金を同時に計上させていただいているところでございます。
市債についてですけれども、200万というところで、そのつなぎの財源がなかったのかというところでございます。各種工事につきましては、将来世代等の負担も含めまして、起債が発行できる分については、財源として起債を発行した上で事業を進めていっているというところでございます。
以上でございます。
21 ◯議長(南 良徳君) 大森議員。
22 ◯12番(大森和夫君) 地域振興券についてお聞きしますけれども、地元商工業者用とそれ以外の大手というんですか、それとを振り分けるというふうに説明があったんですけれども、その辺のところをもう少し詳しく説明してもらいたいということ。
あと、効果額みたいなのが計算できていたら教えてほしいというふうに思います。
それと、簡易書留での発送ですね。その後届かなかった人、もちろんそういう人は書留と同じように本人が郵便局にということになるかもしれませんけれども、その後の届かなかった人への対策などを考えていれば、教えてください。
それから、商品券はいつまで使えるようなものになっているのか、その辺のところも分かれば教えてください。その辺のところも説明してください。
23 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。
24 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 地域振興券の件でございます。
1万円の振興券の内訳でございますけれども、500円券ということで、14枚分、7,000円分につきましては、大規模店舗及び小規模店舗両方で使えるような共通券でございます。残りの3,000円分、500円券が6枚、これについては小規模店舗のみで利用できる形と考えております。
それと、効果額ということなんですけれども、今回この地域振興券を1世帯1万円という形でお配りいたしておりますのは、地元の商店なんかの地域振興という面もありますけれども、一方では生活支援という面もありますので、具体的にいわゆる効果額というようなものは、プレミアム商品券とはまたちょっと性質が違いますので、一定お配りしているものが、地元の事業者の方の支援になるというような形で考えてございます。
それと、簡易書留で発送する予定にしておるんですけれども、届かなかった部分につきましては、その時点で精査いたしまして、なぜ届かなかったのかというような形で、10万円の給付のときもやっておるんですけれども、また同じような形でちょっと対応させていただこうかなと現在では考えております。
それと、いつまで使えるかということなんですけれども、この
地域振興券に関しましては、12月1日から利用していただけるように今準備を進めておりまして、2月28日、3か月使っていただくように考えております。年末年始に御利用をしていただけるようにということで考えてございます。
以上です。
25 ◯議長(南 良徳君) 大森議員。
26 ◯12番(大森和夫君) 小規模店舗という規定はどんなふうに考えたらいいのか、そのことについて教えてほしいと思います。
あと、お店のほうは商品券を受け取った場合、換金するのはどんな形で現金化していくんですかね。券から収入に替えるのは、どんなふうな形で替えていくんですか。
27 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。
28 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 小規模店舗の規定でございますけれども、一応売場の面積が500平米未満ということで考えておりまして、それ以上は大規模店舗として取り扱う予定でございます。
これは、平成27年にプレミアム商品券で実施した規定と同じでございまして、今回は先ほどの
地域振興券の内訳を7対3にしたというところも、当時の御利用していただいている内訳が、おおむねそれぐらいの内訳であったということもございまして、今回も同じような売場の規模を考えてございます。
それと、店舗の方が商品券を受け取った後の換金の仕方ということでございますけれども、これは委託業務に出すんですが、その委託業者に商品券を月ごとに取りまとめてもらって、それをレターパックか何かで郵送していただいて、それを事業者のほうで換金して入金するというような形を考えてございます。
以上です。
29 ◯議長(南 良徳君) 大森議員。
30 ◯12番(大森和夫君) ちょっと換金の仕方が分からなかったんですけれども、やっぱり事業者の方は、できるだけ早く現金が欲しいと。それも大ごとじゃなくて、金額もそんなにたくさんということでもないので、これに換金するのに時間がかかったり、手間がかかったら、何のこっちゃという話になります。
その辺のところはそういうふうに障害になっているのか、もうちょっと詳しい説明とかをしてほしいし、もしくは換金に時間がかかるようやったら、手間がかかるようだったら、今すぐにでも改善してほしいと思うので、その辺について、最後なので的確にお答えください。
31 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。
32 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 現在予定しておりますのが、月末に売り上げた商品券を取りまとめていただいて、それを委託した事業者のほうに郵送していただければ、次の月に換金して口座に入金するというような形で考えてございます。
33 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより報告第3号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
34 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって報告第3号は、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、日程第10、報告第4号「令和元年度決算に基づく健全化判断比率について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
35 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました報告第4号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率につきまして御説明申し上げます。
議案書は、67ページをお開き願います。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、令和元年度決算に基づく健全化判断比率につきまして、監査委員の意見を付けて議会に報告するものでございます。
地方公共団体の財政の健全性に関する指標である健全化判断比率としては、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率の4つの指標が定められてございます。
それぞれの指標につきましては、財政状況が悪化した状況におきまして、自主的かつ計画的に財政の健全化を図るべき基準として、早期健全化基準が定められており、それぞれ括弧書きでお示ししているところでございます。
まず、表の一番左の欄の実質赤字比率でございますが、これは一般会計等を対象とした実質赤字の標準財政規模に対する比率でございます。
令和元年度の一般会計等決算の実質収支は、約2億700万円の黒字であることから、実質赤字比率はございません。
次の欄の連結実質赤字比率は、全会計を対象とした実質赤字または資金の不足額の標準財政規模に対する比率でございます。全会計の実質収支額または資金不足、余剰額の合計は約6億800万円の黒字であることから、連結実質赤字比率はございません。
3つ目の、実質公債費比率は、一般会計等が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模に対する比率の3か年平均でございます。平成29年度から令和元年度までの3か年の平均は10.5%でございます。この指標の早期健全化基準は25%でございます。
最後に、一番右の欄の将来負担比率は、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率でございます。令和元年度決算に基づく算定結果は99.4%でございます。この指標の早期健全化基準は350%でございます。
次に、68ページから69ページにかけては、監査委員による意見書でございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、報告第4号の説明とさせていただきます。御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
36 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────森議員。
37 ◯15番(森 裕文君) ここの健全法ができたのは平成19年でございますので、もう十二、三年かな、たっているわけですよ。当初、これができたときには泉南市のこのストック指標の将来負担比率は、ちょっと記憶は定かではないですけれども、160か180か、そんなものだったと思うんです。
これは大変だということで、そのとき泉佐野市は三百幾つやったんですけれども、取りあえず私も申し上げた覚えがあるんですけれども、取りあえず100までにせないかんのじゃないかと。
ここへ来て、まさに99.4という100ですわな、100に到達したんですけれども、これは一体何だったんだろうかと今思うんですけれども、何の努力をしてきたんだろうかと。ただただ締めつけて緊縮財政を取ってきて、非常に市民の皆さんにも息苦しい思いをさせて、職員の皆さんもしんどい目をしてきて、100に到達したわけですよ。
結果、市民生活は市民サービスはよくなったかというと、逆なんですよね。よくなっていないんですよ。
これは一生懸命皆さんが努力してきた中で、しかも4,000万、5,000万の穴をあけられて、職員の士気がその中で下がっている表れですわね、これは。
だから、これは明らかにその間、税源涵養策も全く取らずに来て、ただただ指標がよくなったと。この結果は何なんだ。これは財政運営の明らかな失敗でしょう。それを如実に表している数字ですよ。今現在の市民へのサービスとこの数字と併せて考えれば。その間、何ができたかというと、何もできていないですよね。
泉南中学は建ちました。それから火葬場もできました。それ以外は何もないですよね。生活道路は依然ガタガタのままですわ。これは明らかに財政運営の失敗やということを表していると思いますけれども、市長はどう感じておられますか。
38 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。
39 ◯市長(竹中勇人君) ようやく100を割ったわけでございます。今までの緊縮財政もありますけれども、その中で中学校やとかあるいは火葬場あるいは、できるだけ市の負担のないような事業の進め方、いわゆるロングパークですね、これについては市の負担がほとんどないような事業の進め方をやってきているわけでございます。
できるだけ民間と連携して、一緒に民間の活力を使った事業の展開を進めていくということによりまして、徐々にこういう形になってきたというふうに私は認識をいたしてございます。
40 ◯議長(南 良徳君) 森議員。
41 ◯15番(森 裕文君) この前も言いましたけれども、ロングパークは泉南市財政に寄与しませんよ。これ以上、このまま同じようなことを続けていくと、将来負担比率も少しは下がるんでしょうけれども、ますます息苦しくなってきますわ。どうしようもなくなってきますわ。
やっぱり、この間も言いましたけれども、もう転換期に来ているんですよ、はっきり言うと。せっかく100まで到達したのに、世の中がよくなっていない。意味がなかったんですよ、緊縮財政の。これは転換期に来ているんだと私は思うんですよ。
これは今、将来負担比率の分子の部分が約400億ですよね、負担額が。控除する部分を引くと117億ですわ。だから100%ということは、分母が117億です。
それで、これは限界までというか、例えば単純な話、ざっとした計算ですけれども、これは将来負担額を600億から、あるいはそれ以上にしても、法の定める基準には触れないんだろうと思いますよ、多分私は、単純な計算で、違ったら言ってください。
ということは、この間も言いましたけれども、1つの方法として、積極財政に切り替えて、市民生活に活気を呈していくんだと、地域経済の活性化を図っていけば、いずれ税源となって実ってくるんですよ。財政出動をせないかんですよ、もう。いかがですか。
42 ◯議長(南 良徳君) 山上総務部長。
43 ◯総務部長(山上公也君) 今年度もこの健全化の指標が改善したというところではございますが、この健全化の判断比率が早期健全化の基準を下回ったというからといって、財政が健全になったということではないというところで認識しているところでございます。
一般質問の答弁でもさせていただきましたが、議員御指摘の財政出動についてですけれども、現在の財政状況では、それにつぎ込める財源というのも、額が少ないところでございます。特に今後一番懸念しているのは、学校の老朽化、公共施設の老朽化に対してどう取り組んでいくか。その計画によってこの将来負担、実質公債費比率もかなり影響を受けます。
その辺の比率も十分見極めながら、どういった形で事業を展開していくか、財源を確保するかも含めまして、今後慎重に整理をしまして、進めていきたいと。また、その計画を進めるに当たりましては、その財源の確保が重要というふうに認識しております。
今後も、収納率の向上は当然のことながら、企業誘致や地域の活性化の取組をいかに進めていくかというところを重点的に考えまして、新たな税収の確保にも努めると、努めながら健全な財政運営に今後も努めていきたいというふうに考えているところでございます。
44 ◯議長(南 良徳君) 森議員。
45 ◯15番(森 裕文君) いや、企業誘致なんかしたことないじゃないですか。これから企業誘致を本格的にやるのに20年かかりますよ。そのうちにじりじりとすぼんでいくんですよ、泉南市の財政は。
そんな中でも、やらないかんことは厳然とあるじゃないですか。学校でしょう。学校やり替えなしようがないでしょう。どうするんですか。財源ないなら、借金したらいいんですよ。借金するしかないじゃないですか。借金して、みんなで頑張って経済を回していくんですよ。そういう心意気がない限り、この財政は絶対によくならない。沈み切っているじゃないですか。
以上。
46 ◯議長(南 良徳君) 答弁はいいですか。
47 ◯15番(森 裕文君) いいです。
48 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────山本議員。
49 ◯1番(山本優真君) 自分のほうから1点確認です。今回の健全化の判断比率自体は別に僕の中では、ざるの指標ですからあまり参考にするべきじゃないかなと、僕は個人的には思っているわけですが、実質公債費比率の数値と将来負担比率の数値が改善されましたという話やったんですが、あたかも泉南市の取組によって改善されてきたような感じの印象ではありますが、実際のところ見ていけば、
類似団体とか府内の市町村、全国の自治体、全部比較しても全部同じ減少傾向にあるわけです。
ですから、泉南市だけのトレンドではありませんので、これは全体としてこういうふうに下降傾向になっているこのトレンドというのが、一体何なのかというのと、それを差し引いて、泉南市独自でこれを、この数値を改善するために努力してきたことというのを、具体的に教えてもらっていいですか。
50 ◯議長(南 良徳君) 山上総務部長。
51 ◯総務部長(山上公也君) 実質公債費比率、将来負担比率とも改善しております。その要因といたしましては、まず実質公債費比率につきましては、過去3年間の平均という形で積算する部分でございまして、令和元年度の率が10.5、前年度が11.2ということで0.7ポイント改善したところでございます。
この要因といたしましては、先ほども言いましたように、3年間の平均ということで、今回新たに加わった令和が元年度の数値と今回除外をした平成28年度の数値を比較するというところで、この要因が出てきます。
比較した結果、改善要因といたしましては、地方債の元利償還金が約2億8,900万円減少したという点と、標準財政規模が約2億7,500万円増加したというところが改善要因というところでございます。
将来負担比率つきましては、こちらも令和元年度の比率が99.4、前年度が108.5ということで9.1ポイント改善しております。この要因といたしましては、地方債の現在高が約4億7,900万減少したという点、公営企業債等の繰入見込み額の減少というところで約4億2,600万円あったというところで、将来負担が減少したというところでございます。
どういった独自の努力をしたかというところでございますが、やはりこの比率につきましては、いかに将来の負担、すなわち借金、地方債の発行を減らすかというところで、現在市の方針で進めております起債の発行につきましては、元金以上に発行しないというところの基本方針、これを踏まえたことによりまして、こういった結果が出てきているというふうに認識しております。
以上でございます。
52 ◯議長(南 良徳君) 大森議員。
53 ◯12番(大森和夫君) やっぱりこの数字が下がったにしても、例えば市民の満足度が上がっているかというと、これはまた別問題なので、そういう点はきっちり踏まえていただきたいというふうに思うので、まずは数字を改善していくとともに、やっぱり市民の満足度を上げていくと。市民の要望にやっぱりちゃんと応えていくような、財政難やからできませんみたいな形で、市民の要望に背を向けたり、それから、エアコン署名をたくさん集めてきても、そんなもの何やというような態度はやっぱり改めていただきたいと。
特に、改善の見通しが、これだけ数字が減ってきたこともあるので、これからはやっぱり市民サービスを向上させていくというふうなことで財政を使っていくんだというような形に改善できるかどうか、その点、1つお聞きしたいというふうに思います。
2つ目には、例えば学校の問題をどうするかということですよね。エアコンも結局は泉南市でも声が上がって、全国で声が上がって、国の予算で全国にできたわけですよね。だから、そういう運動が必要やと思いますね。
そのときに、泉南市だけ市民の要望に背を向けていたら、エアコンだってできなかったかもしれませんわね。しかし、泉南市は議会でちゃんと意見書も決議も上げて、全会一致で、意見書が効いたかもしれませんね、国に対して、エアコン設置の補助金をせえということで出していますので。
そういうことでコロナのことを考えても、今はやっぱり泉南市でコロナ対策を実現していますけれども、国のお金を活用してやるということが大事だと思うので、その点はどんなふうに考えておられるのか。
財政難の泉南市でいろんな市民の要望を実現していくと、それで財政再建とともにこういう数字の改善とともに、市民要望を実現していくためには、やっぱり国の財政のお金の使い方も、これは改善させていく、替えていく必要があると思うので、その点、どんなふうに考えておられているのか、その点についてお答えください。
54 ◯議長(南 良徳君) 山上総務部長。
55 ◯総務部長(山上公也君) まず、市民サービスの件についてですけれども、議員御指摘の市民サービスの要望等について、市のほうは、無視はしていないつもりでございます。
ただ、現状、財政状況が厳しい中、できるだけ市民のサービス、要望に応えられるように、何とかならないかというところで考えているところでございます。
今後もその辺の市民要望については、随時要望を踏まえた上で、今後の財政運営、市の運営を進めてまいりたいと考えております。
次に、学校の問題と国の予算とをどうするのかというところでございます。現在学校施設も含めまして、FM計画のほうで今後の公共施設をどうしていくかというところで、計画を練っているところでございます。
当然、市単独の予算では進めていくことができないというところでございます。国の補助金とか有利な起債等を活用するのは当然のことながら、今後もっと市のほうの財源を補助してもらえるような国の施策、府の補助金等がいただけるように、国・府のほうに強く要望してまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
56 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
以上で本報告を終わります。
次に、日程第11、報告第5号「令和元年度大阪府泉南市下水道事業特別会計決算に基づく資金不足比率について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
57 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました報告第5号、令和元年度大阪府泉南市下水道事業特別会計決算に基づく資金不足比率についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、71ページをお開き願います。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、令和元年度大阪府泉南市下水道事業特別会計決算に基づく資金不足比率につきまして、監査委員の意見を付けて、議会に報告するものでございます。
資金不足比率は、当該事業の規模に対する比率であり、これが20%を超えると健全ではないと判断され、健全化に向けた取組を行うこととなります。
下水道事業特別会計につきましては、一般会計からの繰入金により資金不足がないため、これには該当しない状況でございます。
この状況を受け、監査委員が監査した結果、この意見書が議案書の72ページから73ページに掲載してございます。
審査に付された書類は適正に作成されており、特に指摘すべき事項はないとの意見となってございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、報告第5号の説明とさせていただきます。御理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
58 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
以上で本報告を終わります。
次に、日程第12、議案第1号「泉南市監査委員の選任について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。竹中市長。
59 ◯市長(竹中勇人君) ただいま上程されました議案第1号、泉南市監査委員の選任についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、75ページをお開き願います。
監査委員、市橋直子氏は、令和2年11月28日をもって任期満了となりますが、最適任者と認め再任したいので、
地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
なお、市橋氏の経歴につきましては、議案書76ページにお示ししているとおりでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第1号の説明とさせていただきます。御同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
60 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
61 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────田畑議員。
62 ◯14番(田畑 仁君) 竹中市長、今回の定例会で一般質問の中で外部監査の質問があって、あなたは、外部監査は前向きに検討するという答弁をなさったと思うんですけれども、間違っていますか。間違ってないですよね。
市橋さんにその外部監査については説明してあるんですか、思いを伝えてあるんですか。
63 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。
64 ◯市長(竹中勇人君)
市橋監査委員には、その内容についてはまだ話はさせていただいてございません。もしやるとしても、今検討中でございまして、やるのは来年度以降ということになりますので、その段階でまた話はさせていただく予定でございます。
65 ◯議長(南 良徳君) いいですか。
66 ◯14番(田畑 仁君) いいよ。
67 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────森議員。
68 ◯15番(森 裕文君) このような状況の中で、よくお引き受けいただいたなと率直に思います。感謝したいなと思います。
今も質問がありましたように、外部監査、これは今までの泉南市の監査制度から見て、度重なる不祥事、これを防ぎ切れないのは明らかでありますから、この監査制度を改めなければいけない。これは当然今のところ包括外部監査でやろうと。やるというだけでは駄目なんですね。やらなければいけないんです。だから、そのスケジュールはあるんですか。(「スケジュールはございません、議会への説明もございません」の声あり)
69 ◯議長(南 良徳君) 森議員。
70 ◯15番(森 裕文君) ただ、市長がやると言っているだけの話やね。やれへんわ、そんなもん。何の計画もしていなくて。やらないかんですよ。
それともう1つは、この状況ですから、当然、住民監査請求というものが出てきますよ、恐らく。そうなりますと、これは議会のほうの問題でもあるんですけれども、この専門監査委員のお一人の方の仕事量がどうなるのか、ちょっと私は検討もつきませんけれども、とてもお一人では大変なんじゃないでしょうか。
議会選出の監査委員の問題があるんですけれども、これは議会のほうでまだ煮詰っていないというか、もう今日の時点に達してしまっていますから、議論ももう今さらできないんですけれども、これは引継ぎ事項として、次の議会へ議長から引き継いでもらわないとしようがないんですけれども、理事者側はどう思っていますか。これは1人で、議会選出の監査委員を引き揚げるというのは、これはもう役目をちゃんと分担しようと、監査でなくて、議会は監視に徹しようという意味で、私はいいことだと思いますけれども、専門監査委員1人で、住民監査請求をさばけるとお思いですか。
71 ◯議長(南 良徳君) 竹中市長。
72 ◯市長(竹中勇人君) 今現在のところ、どれくらいのボリュームが出てくるか、その辺の想定ができませんので、また監査委員と相談した上で、対処方法について検討させていただきます。
73 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────堀口議員。
74 ◯9番(堀口和弘君) この市橋さんに関して全然反対する気はないのであれなんですけれども、副市長にちょっとお伺いしたいと思います。
大阪府の監査委員の制度、当然事務局も置かれて、何度となく、大阪府の監査委員の監査報告というのを見せていただいたこともあるんですけれども、非常に詳細かつ具体的に、ここがどうだああだという内容が、克明に記載されているんですよね。
それをもとに、府議会のほうで議論をされるとかというのが、頻繁にあるんですけれども、一方で泉南市の監査の制度を見られて、副市長の認識、ここが足らんのと違うかとか、こう変えていくべきではないかとか、そういった大阪府から見ての視点というのはあると思うんですけれども、その点についてお答えいただけますか。
75 ◯議長(南 良徳君) 幡中副市長。
76 ◯副市長(幡中 力君) ただいまの監査制度の府と市との差というところでございますけれども、大阪府におきましては、監査委員事務局というものが、総合事務局ではなく監査委員事務局として独立してありまして、組織としましては、かなり大きな規模になってございます。
ですので、監査委員というよりは、事務方としての人的資源というのが豊富にそろっておりますので、そういうところでは、やはり大阪府の監査というものは、細かいところまでできるのかなというふうに思っております。
そうした中、泉南市に限らずですけれども、各市町村で、一般的には監査委員事務局というものが独立しているというよりは、総合事務局としてこの事務局の職員が複数の仕事を兼任しているという状況でございますけれども、そうした中、やはり大阪府と比べてしまいますと、どうしても各市町村の監査というところは、なかなか弱いところは致し方ないのかなというふうには思っております。
その中で、かといいつつ、別に監査をおろそかにしてもいいというものではないですので、そういうところでは、先ほども話が出ましたけれども、外部監査等、何かできる手だてというものも考えながら、限りある資源の中で、どう対応していくかというものは考えなければならないのかなというふうには思っております。
77 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────田畑議員。
78 ◯14番(田畑 仁君) 反対です。反対討論をします。
傍聴席の皆さん、そして今泉南市役所のロビーにいらっしゃる皆さん、そしてインターネットを御覧になっている皆さん、くみとり券の横領、そして詐欺、5,000万円もの使途赤字不明金の件で、我々は市長に対して責任追及、そして市民の皆様方におわびしなければならないことを常に言うています。
今現在、先ほど10時の時点の会議のほうで、初めて1つの結論が出ました。横領事件については不起訴でございます。今回の定例議会でも、この横領事件、詐欺罪、この2件については民事で争って取り返すとか、今の現市長じゃなかってもこの案件が出てくるとか、私にとっては支離滅裂な議論がなされておりました。私にとってはね。
市民の皆さん、くみとり券、5,000万円以上もの使途赤字不明金が不起訴となりました。今、泉南市の行政は危機的状況です。私自身も前議長に、私、前監査ですけれども、議員選出の監査は1年じゃ短すぎる、監査できないということを何度も御相談させていただいていたんですけれども、議会というしがらみの中で、私も御推薦いただいた仲間の議員はいらっしゃったんですけれども、公明党、その他の、ほかの人の推薦によって今、現監査の方がいらっしゃいます。
これについては、私は何も文句はございません。しかしながら、私は議会にも責任はあると思っています。決算書を見て、予算書を見て、毎年議論していますから、竹中市長だけの責任ではなくて、我々議会の審査、チェック機関もなっていない。だからこそ今回の定例会で外部監査の質問が出て、外部監査を入れる方向性であるということでありました。
今回のくみとり券、使途赤字不明金5,000万円ものお金が不起訴になったこの状況で、市橋さんは受けるべきではない。受けては駄目だ。お願いすべきではない。徹底して、この監査を、今まだスケジュールができていないということだったんですけれども、急ピッチでスケジュールを組んで、徹底的にこの泉南市にたまっている悪いうみを出さなければならないと思っています。
市橋さん、どうこうではありません。市橋さん、受けるべきではないということ。
以上です。反対です。
79 ◯議長(南 良徳君) ほかに討論はありませんか。────大森議員。
80 ◯12番(大森和夫君) 賛成の討論をいたします。
もちろんくみとり券の問題は、泉南市政上、あってはならない大問題であります。この再発防止とか真相解明は必要です。
しかし、第三者委員会の報告にもありましたように、この問題は、一職員の単純な事件が原因です。それを見抜けなかった市の職員とか、市の体制の問題、そういう問題はありますけれども、監査とか、監査の市橋さん、その当時の担当者に問題があって、その方が監査としてはふさわしくないというふうな結論にはならないと思います。
そういう意味で、今度の監査の提案については賛成いたします。(「意味分かっていない。仕組みを言うているわけ」の声あり)
81 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第1号採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
82 ◯議長(南 良徳君) 起立多数であります。よって議案第1号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、日程第13、議案第2号「泉南市固定資産評価審査委員会委員の選任について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。竹中市長。
83 ◯市長(竹中勇人君) ただいま上程されました議案第2号、泉南市固定資産評価審査委員会委員の選任についてにつきまして御説明を申し上げます。
議案書は、77ページをお開き願います。
固定資産評価審査委員会委員の佐藤さゆき氏は、令和2年11月30日をもって任期満了となりますが、最適任者と認め再任したいので、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。
なお、佐藤氏の経歴につきましては、議案書78ページにお示ししているとおりでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第2号の説明とさせていただきます。御同意賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
84 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
85 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
86 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第2号は、原案のとおり同意することに決定いたしました。
次に、日程第14、議案第3号「人権擁護委員を推薦するための意見を求めるについて」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。竹中市長。
87 ◯市長(竹中勇人君) ただいま上程されました議案第3号、人権擁護委員を推薦するための意見を求めるについてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、79ページをお開き願います。
人権擁護委員、古谷美枝子氏は、令和3年6月30日をもって任期満了となりますが、最適任者と認めますので、引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
なお、古谷氏の経歴につきましては、議案書80ページにお示ししているとおりでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第3号の説明とさせていただきます。
88 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
89 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第3号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
90 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第3号は、原案による者を適任と認めることに決定をいたしました。
次に、日程第15、議案第4号「人権擁護委員を推薦するための意見を求めるについて」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。竹中市長。
91 ◯市長(竹中勇人君) ただいま上程されました議案第4号、人権擁護委員を推薦するための意見を求めるについてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、81ページをお開き願います。
人権擁護委員、上野和子氏は、令和3年6月30日をもって任期満了となりますが、最適任者と認め、引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
なお、上野氏の経歴につきましては、議案書82ページにお示ししているとおりでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第4号の説明とさせていただきます。
92 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件つきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
93 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第4号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
94 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第4号は、原案による者を適任と認めることに決定いたしました。
次に、日程第16、議案第5号「人権擁護委員を推薦するための意見を求めるについて」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。竹中市長。
95 ◯市長(竹中勇人君) ただいま上程されました議案第5号、人権擁護委員を推薦するための意見を求めるについてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、83ページをお開き願います。
人権擁護委員の檜山政宏氏は、令和3年6月30日をもって任期満了となりますが、最適任者と認め、引き続き推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものでございます。
なお、檜山氏の経歴につきましては、議案書84ページにお示ししているとおりでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第5号の説明とさせていただきます。
96 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
97 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第5号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案による者を適任と認めることに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
98 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第5号は、原案による者を適任と認めることに決定いたしました。
次に、日程第17、議案第6号「裁判上の和解について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
99 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第6号、裁判上の和解についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、85ページをお開き願います。
提案理由につきましては、大阪地方裁判所岸和田支部平成30年建物収去土地明渡請求事件について、裁判上の和解を成立させるため、
地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
和解の相手方は、議案書に記載しているとおりでございます。
和解の主な内容は、第4号において、原告は被告に対し、本件土地を本市議会において承認されることを条件として、代金667万8,500円で売り、被告はこれを買い受けること。
第8号において、被告は、第5号1)の支払い期日から7年間、本件土地を自己の居住用に供しなければならず、本件土地上に住居以外の建物を建築してはならない。ただし、関係者が本件土地上で事業を営んでいる現況については、この限りではないとなります。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第6号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
100 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
101 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────大森議員。
102 ◯12番(大森和夫君) これは何軒かの方が、そこに住んでおられて、順次裁判していって、これで全部決着したというふうにお聞きしているんですけれども、住み続けられる方もいらっしゃるし、出ていった方もいらっしゃると。
出ていった方に関しては、その土地というのは泉南市になるんですか、樽井区になるんですかね。その後の活用なんかは、どんなふうに考えておられるのか。
いろんな収入が入った分については、道路の修繕なんかの費用に回すというふうにお聞きしていましたけれども、これからのまちづくりといったらオーバーですけれども、どんな地域になっていくのか、その点について説明してください。
103 ◯議長(南 良徳君) 稲垣行革・財産活用室長。
104 ◯行革・財産活用室長(稲垣豊司君) 今回の和解して、土地を明け渡された土地につきましては、財産区所有の土地になりますので、今後財産区で所有していく。または、公募で売却をしたり貸付けをしたりということを考えていくというふうになります。
活用方法につきましては、売却したりするんですけれども、初めに、今もやっているんですけれども、その地区内に生活道路を整備するとか、そういったことも今やっておりますので、今後そういうふうにいろんな道路とか、あと売却、貸付けなどで活用していきたいと考えております。
以上です。
105 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第6号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
106 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第6号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程第18、議案第7号「泉南市手数料条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
107 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第7号、泉南市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、89ページをお開き願います。
提案理由につきましては、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行により、個人番号通知カードが廃止されたことに伴い、所要の措置を講じる必要から、本条例を提案するものでございます。
それでは、改正内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は90ページを、補助資料は5ページをお開き願います。
第2条の表24の項につきまして、個人番号通知カードが廃止されたことから、「個人番号通知カードの再交付、1件につき500円」を削除するものでございます。
施行期日は、公布の日でございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第7号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
108 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
109 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────河部議員。
110 ◯4番(河部 優君) ちょっと1点だけ確認なんですけれども、今回、国の法令が変わったということで、市のほうの条例も再交付の部分を削除するんですけれども、個人番号通知カード、これも廃止されたということで、今現在はマイナンバーカードと、それをつくっていない方については個人通知カードを所有して、例えば国の確定申告であるとか、様々な書類の部分については、どちらでも構いませんよということになっています。
個人番号通知カードが廃止をされるということは、今後は紙媒体のカード自体は添付書類としても、もう認められなくなるということでいいのですかね。
111 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。
112 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 今回の通知カードの廃止に伴いまして、できなくなるのは、この通知カードの再発行でありますとか、通知カードの住所や氏名などの記載変更が当然できなくなるわけでございますけれども、この通知カードに記載された氏名、住所などに変更がない限り、引き続き通知カードを、マイナンバーを証明する書類とすることは可能でございますので、引き続き使えるということでございます。
この通知カードがもし手元にないという場合に関しましては、マイナンバーカードか、もしくは住民票、マイナンバーが記載されている住民票、このどちらかで証明することになるということでございます。
113 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第7号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
114 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第7号は、原案のとおり可決されました。
会議の途中ですが、午後1時30分まで休憩いたします。
午前11時49分 休憩
午後 1時30分 再開
115 ◯議長(南 良徳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第19、議案第8号「泉南市子どもの医療費の助成に関する条例及び泉南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
116 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第8号、泉南市子どもの医療費の助成に関する条例及び泉南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、91ページをお開き願います。
提案理由につきましては、大阪府市町村乳幼児医療費助成事業費補助金交付要綱及び大阪府市町村ひとり親家庭医療費助成事業費補助金交付要綱の改正に伴い、本市関係条例の改正を行う必要が生じたため、本条例を提案するものでございます。
それでは、改正内容について御説明申し上げます。
議案書は92ページを、補助資料は7ページをお開き願います。
初めに、第1条、泉南市子どもの医療費の助成に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
改正内容ですが、平成30年4月の福祉医療費助成制度の再構築により、これまで精神病床の入院について、平成30年3月31日時点での福祉医療対象者は、経過措置により令和3年3月31日までの助成対象とされる一方、平成30年4月の制度改正以降の新規対象者は助成対象から除かれていましたが、本改正により、精神病床の入院を助成の対象として定めるものでございます。
続いて、第2条、泉南市ひとり親家庭の医療費の助成に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。
改正内容ですが、第1条と同様に、平成30年4月の福祉医療費助成制度の再構築により、これまで精神病床の入院について、平成30年3月31日時点での福祉医療対象者は、経過措置により令和3年3月31日までの助成対象とされる一方、平成30年4月の制度改正以降の新規対象者は助成対象から除かれていましたが、本改正により、精神病床の入院を助成の対象として定めるものでございます。
施行期日は、令和3年4月1日、そして改正に伴う経過措置については、附則に定めてございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第8号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
117 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
118 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定しました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第8号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
119 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第8号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程第20、議案第9号「泉南市重度障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
120 ◯副市長(幡中 力君) だだいま上程されました議案第9号、泉南市重度障害者の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、93ページをお開き願います。
提案理由につきましては、大阪府市町村重度障がい者医療費助成事業費補助金交付要綱の改正に伴い、泉南市重度障害者の医療費の助成に関する条例の住所地特例に関する取扱いの変更及び精神病床の入院を助成対象とするため、所要の措置を講ずる必要から、本条例を提案するものでございます。
それでは、改正内容について御説明申し上げます。
議案書は94ページを、補助資料は9ページをお開き願います。
第2条第3項において、住所地特例が適用される対象施設を、国民健康保険の住所地特例対象施設と同じになるよう、並びに同条第4項において、2以上の施設等に継続入所等をした場合の取扱いについても、国民健康保険の住所地特例と同じになるよう、それぞれ定めるものでございます。
また、平成30年4月の福祉医療費助成制度の再構築により、これまで精神病床の入院について、平成30年3月31日時点での福祉医療対象者は、経過措置により、令和3年3月31日まで助成対象とされる一方、平成30年4月の制度改正以降の新規対象者は、助成対象から除かれていましたが、本改正により、精神病床の入院を助成の対象として定めるものでございます。
施行期日は、令和3年4月1日、そして改正に伴う経過措置については、附則に定めてございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第9号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
121 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
122 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第9号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
123 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第9号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程第21、議案第10号「泉南市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
124 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第10号、泉南市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてにつきまして御説明申し上げます。
議案書は、97ページをお開き願います。
提案理由につきましては、りんくう南浜2号緑地が泉南りんくう公園の区域に編入されたことにより、当該有料公園施設の名称について変更する必要が生じたため、本条例を提案するものでございます。
それでは、改正内容について御説明申し上げます。
議案書は98ページを、補助資料は11ページをお開き願います。
泉南りんくう公園の供用開始に伴い、りんくう南浜2号緑地を泉南りんくう公園の区域に編入したことから、本条例別表第2中の施設名を「りんくう南浜2号緑地」から「泉南りんくう公園」に変更するものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第10号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
125 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
126 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。
本件については、討論の通告はありません。ほかに討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第10号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
127 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第10号は、原案のとおり可決されました。
次に、日程第22、議案第11号「令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第5号)」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
128 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第11号、令和2年度大阪府泉南市
一般会計補正予算(第5号)につきまして御説明申し上げます。
議案書は、99ページをお開き願います。
本議案は、令和2年度大阪府泉南市
一般会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
補正の内容でございますが、まず、
歳入歳出予算につきましては、総額にそれぞれ6億4,396万円を追加し、それぞれを313億5,302万9,000円とするものでございます。
また、
歳入歳出予算の補正に合わせ、地方債に変更の補正を行うものでございます。
それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明いたします。
議案書は、110ページをお開き願います。
議会費から始まる各款、各項、各目の
人件費事業ごとに給料、職員手当等、共済費の補正をしております。これは、人事異動等に伴うもので、一般会計を通じての総額は7,728万3,000円の減額でございます。
次に、中段より下に記載の議会運営事業128万3,000円の減額は、定期総会、研修会等の中止に伴い、旅費及びバス借上料を減額するものでございます。
次に、114ページをお開き願います。
最下段から115ページにかけて記載のふるさと寄附推進事業1億1,998万5,000円の増額は、ふるさと応援寄附に係る事務経費及びPR・配送業務委託料を増額するものでございます。
次に、119ページをお開き願います。
中段より下に記載の社会福祉協議会補助金事業2,003万5,000円の増額は、退職金に係る補助金を増額するものでございます。
次に、下段に記載の戦没者遺族等援護事業89万2,000円の減額は、戦没者追悼式の中止に伴い、委託料を減額するものでございます。
次に、125ページをお開き願います。
下段に記載の国民健康保険事業特別会計繰出金事業922万円の増額は、国民健康保険事業特別会計における人事異動等による人件費の増額に伴い、同特別会計に対する繰出金を増額するものでございます。
次に、126ページをお開き願います。
上段に記載の介護保険事業特別会計繰出金事業631万8,000円の減額は、介護保険事業特別会計における人事異動等による人件費の減額、及び令和元年度の低所得者保険料軽減負担金の精算による増額に伴い、同特別会計に対する繰出金を減額するものでございます。
次に、128ページをお開き願います。
下段に記載の農道水路改修事業125万円の増額は、阪和自動車道に架かる新家第二跨道橋の保守点検に係る経費を新たに計上するものでございます。
次に、132ページをお開き願います。
下段に記載の公園緑地等維持管理事業1,375万円の増額は、新家大池公園擁壁改修に係る
工事請負費を新たに計上するものでございます。
次に、133ページをお開き願います。
上段に記載の下水道事業会計繰出金事業252万6,000円の減額は、下水道事業会計における人事異動等による人件費の減額に伴い、同会計に対する繰出金を減額するものでございます。
次に、134ページをお開き願います。
最下段から135ページにかけて記載のJETプログラム事業6万円の増額は、外国語指導助手派遣に係る委託料を新たに計上し、住宅借上料を減額するものでございます。
次に、137ページをお開き願います。
中段に記載の成人記念祭開催事業56万7,000円の増額は、成人記念祭の実施方法の変更に係る経費を増額するものでございます。
次に、140ページをお開き願います。
中段より上に記載の財政調整基金事業1億328万7,000円の増額は、地方財政法の規定により、前年度からの繰越金2億657万4,000円の2分の1相当額を同基金への積立金として新たに計上するものでございます。
次に、最下段から141ページにかけて記載のふるさと泉南水なす基金事業2億4,000万円の増額は、ふるさと泉南応援寄附金の増額に伴い、同基金への積立金として増額するものでございます。
次に、上段に記載の国支出金・府支出金返還金事業2億1,552万5,000円の増額は、前年度の国庫支出金・府支出金の精算に伴う返還金を新たに計上するものでございます。
次に、142ページをお開き願います。
中段に記載の
公共土木施設災害復旧事業800万円の増額は、7月豪雨による
童子畑堀河線の災害復旧に係る
工事請負費を増額するものでございます。
次に、歳入予算の補正の内容について御説明いたします。
議案書は、107ページにお戻り願います。
まず、上段に記載の地方特例交付金311万9,000円の減額は、本年度の同交付金の確定に伴うものでございます。
次に、その下に記載の地方交付税9,251万6,000円の増額は、この補正予算の
所要一般財源として計上するものでございます。
次に、その下に記載の
児童福祉費補助金376万1,000円の増額は、待機児童対策提案型事業及び児童手当事業の電算システム改修に係る経費の財源として、国から交付されるものでございます。
次に、108ページをお開き願います。
上段に記載の総務費寄附金、総務管理費寄附金2億4,000万円の増額は、ふるさと泉南応援寄附金の寄附件数の増加が見込まれることから増額するものでございます。
次に、その下に記載のふるさと泉南水なす
基金繰入金1億1,998万5,000円の増額は、ふるさと寄附推進事業に係る経費の財源として、同
基金繰入金を増額するものでございます。
次に、その下に記載の雑入、徴収金収入546万4,000円の減額は、JETプログラム事業に係る住宅借上料を減額するものでございます。
次に、その下に記載の雑入1,781万3,000円の減額は、大阪広域水道企業団への派遣職員給与に係る負担金の減額、及び阪和自動車道に架かる跨道橋の保守点検に係るネクスコからの支援金を新たに計上するものでございます。
次に、その下に記載の過年度収入601万5,000円の増額は、国庫支出金・府支出金の精算に伴う過年度収入を新たに計上するものでございます。
次に、その下に記載の土木債1,930万円の増額は、道路における長寿命化事業及び新家大池公園擁壁改修事業の財源の一部として増額するものでございます。
次に、109ページをお開き願います。
最上段に記載の臨時財政対策債2,680万5,000円の減額は、発行可能額が確定したことに伴い、既計上額との差額を減額するものでございます。
次に、その下に記載の
災害復旧事業債800万円の増額は、7月豪雨による
童子畑堀河線の災害復旧に係る財源として増額するものでございます。
次に、その下に記載の繰越金2億657万4,000円は、令和元年度決算の黒字額を繰り越すものでございます。
次に、議案書、104ページにお戻り願います。
第2表地方債の補正につきましては、記載のとおりでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第11号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
129 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────和気議員。
130 ◯13番(和気信子君) 1点だけお聞きしたいんですが、128ページの跨道橋の予算が含まれているんですが、これは前にもこの跨道橋についてはありました。これの期間はどれぐらいの間に点検をされるのか、阪和道のところは、その跨道橋というのは1か所だけなのか、その点、お聞かせください。
131 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。
〔傍聴席より発言する者あり〕(「私語はやめなさい」の声あり)
132 ◯議長(南 良徳君) 傍聴席、静かにしてください。
〔傍聴席より発言する者あり〕
133 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 跨道橋の点検でございますけれども、泉南市内に近畿自動車道の上に架かっている跨道橋につきましては3橋ございまして……。
〔「議長、議事進行」の声あり〕
134 ◯議長(南 良徳君) 梶本議員。
135 ◯6番(梶本茂躾君) 注意してくださいよ、こんなもの、こんなん議会になれへんわ。
136 ◯議長(南 良徳君) 静かにしてくださいね。
137 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 一応5年に一度の点検、法定点検ではございませんけれども、一応国土交通省令の橋梁等道路構造物に準じての点検ということで、5年に一度の点検を実施しているというところでございます。
138 ◯議長(南 良徳君) 和気議員。
139 ◯13番(和気信子君) じゃ、ほかにはこういった点検する箇所というのは、今回補正予算ですけれども、あとは急いでしなければならないところというのはないんですか。その点、お聞かせください。
140 ◯議長(南 良徳君) 宮阪市民生活環境部長。
141 ◯市民生活環境部長(宮阪 宏君) 跨道橋の点検に関しましては、3つ跨道橋があるんですけれども、順次点検しておりまして、今度新たに点検をするものについては、平成27年に実施しているものでございまして、それ以外の岡中の跨道橋と新家の第一跨道橋は別にあるんですけれども、それについては、それぞれ平成28年と平成30年に点検を実施してございます。
142 ◯13番(和気信子君) 結構です。
143 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第11号は、所管の令和2年度予算審査
特別委員会に付託をいたします。
次に、日程第23、議案第12号「令和2年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
144 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第12号、令和2年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
議案書は、151ページをお開き願います。
本議案は、令和2年度大阪府泉南市樽井地区財産区会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
補正の内容につきましては、
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ667万8,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,818万6,000円とするものでございます。
それではまず、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、157ページをお開き願います。
財産収入、財産売払収入、不動産売払収入の667万8,000円の増額は、裁判上の和解の成立に伴う土地売払収入によるものでございます。
次に、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、158ページをお開き願います。
総務費、総務管理費、財産管理費、財産管理事業の121万3,000円の増額は、裁判上の和解に係る弁護士報酬の増額に伴うものでございます。
また、予備費として546万5,000円を計上しております。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第12号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
145 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────森議員。
146 ◯15番(森 裕文君) この樽井地区財産区と泉南市の関係なんですけれども、私はこれを、お互いに独立した自治体であると心得ているんですけれども、違いますか。
147 ◯議長(南 良徳君) 稲垣行革・財産活用室長。
148 ◯行革・財産活用室長(稲垣豊司君) 泉南市と樽井財産区でございますけれども、泉南市は普通地方公共団体でございまして、樽井地区財産区は特別地方公共団体になってございます。
以上です。(「めっちゃ声小さいねん」の声あり)
149 ◯議長(南 良徳君) 聞こえにくいですから、今後気をつけてください。聞こえにくいから。────森議員。
150 ◯15番(森 裕文君) そうですよね。お互いに独立した組織ですよね。トップは一緒なんでしょうけれども、同一の方がトップを務めているんですけれども、この売払い、樽井地区財産区の財産を樽井財産区が売り払った代金を樽井地区財産区の会計に入れると。それはそれでよろしいんですけれども、この事務を、これで最後らしいですけれども、この裁判による決着は。この事務関係の費用は、どこが持っているんですか。
151 ◯議長(南 良徳君) 稲垣行革・財産活用室長。
152 ◯行革・財産活用室長(稲垣豊司君) 今回の事務に要する経費ということでございますけれども、基本的には市が負担をしているということでございますけれども、この裁判に関わる、訴訟に関する事務がここ数年増加しておりましたので、管理会のほうからも、職員の超過勤務手当などは、樽井地区財産区の会計から支出してもらっているところでございます。
以上です。
153 ◯議長(南 良徳君) 森議員。
154 ◯15番(森 裕文君) 超過勤務手当は財産区から泉南市に頂いているんですね。だから、泉南市の職員は、泉南市からの報酬以外に樽井地区財産区から頂く報酬で、今回の一連の事務作業を行ったと、そういうことでよろしいんですか。
155 ◯議長(南 良徳君) 稲垣行革・財産活用室長。
156 ◯行革・財産活用室長(稲垣豊司君) 給与とかは市から支給されているわけでございますけれども、超過勤務、時間外に勤務したときの手当については、樽井地区財産区の会計から頂いております。
以上です。
157 ◯議長(南 良徳君) 森議員。
158 ◯15番(森 裕文君) ということは、泉南市の仕事が終わってから、樽井地区財産区の仕事を行ったということでよろしいんですね。
159 ◯議長(南 良徳君) 稲垣行革・財産活用室長。
160 ◯行革・財産活用室長(稲垣豊司君) 財産区の事務の処理ですけれども、通常の財産区の業務についてと、今回のように樽井七丁目の業務について明確に分かれているわけではございませんけれども、樽井七丁目に関して超過勤務をしたときは、財産区から頂いております。
以上です。
161 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第12号は、所管の令和2年度予算審査
特別委員会に付託をいたします。
次に、日程第24、議案第13号「令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
162 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第13号、令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
議案書は、159ページをお開き願います。
本議案は、令和2年度大阪府泉南市国民健康保険事業特別会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
補正の内容につきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億1,677万5,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ80億9,173万円とするものでございます。
それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、167ページをお開き願います。
上段に記載の総務費、総務管理費、一般管理費の
人件費事業922万円の増額は、給料、職員手当等、共済費の増額で、人事異動に伴うものでございます。
次に、171ページ中段から次の172ページにかけて記載の諸支出金、償還金及び還付加算金、一般被保険者保険税還付金の保険税還付事業756万4,000円の増額は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、一定程度収入が減少した被保険者に対する保険税の減免適用により、保険税を還付するものでございます。令和元年度国民健康保険税第9期及び第10期分が対象となります。
次に、上段に記載の予備費9,962万6,000円の増額は、令和元年度からの繰越金に伴うものでございます。
次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、165ページにお戻り願います。
上段に記載の国民健康保険料の一般被保険者国民健康保険料6,242万6,000円の減額は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、一定程度収入が減少した被保険者に対する保険料の減免適用により、保険料収入が減少することに伴う予算措置でございます。
次に、その下に記載の府支出金、府補助金の保険給付費等交付金3,253万5,000円の増額は、新型コロナウイルス
感染症対策による保険料減免に要する財源として、府から交付されるものでございます。
次に、その下に記載の繰入金、他会計繰入金の一般会計繰入金922万円の増額は、先ほど歳出でも御説明しました総務費、総務管理費、一般管理費の人件費の財源として充てる一般会計からの繰入金でございます。
次に、その下に記載の国庫支出金、国庫補助金の災害等補助金3,745万5,000円の増額は、新型コロナウイルス
感染症対策による保険料減免に要する財源として、国から交付されるものでございます。
次に、166ページ上段に記載の繰越金9,999万1,000円の増額は、前年度からの繰越金でございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第13号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
163 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第13号は、所管の令和2年度予算審査
特別委員会に付託をいたします。
次に、日程第25、議案第14号「令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
164 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第14号、令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。
議案書は、175ページをお開き願います。
本議案は、令和2年度大阪府泉南市介護保険事業特別会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
補正予算の内容につきましては、歳入歳出の総額にそれぞれ1億9,765万7,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ59億6,539万5,000円とするものでございます。
それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、183ページをお開き願います。
上段に記載の総務費の
人件費事業1,088万1,000円の減額は、給料、職員手当等、共済費の減額で、人事異動に伴うものでございます。
次に、中段から次の184ページにかけて記載の地域支援事業費の
人件費事業352万7,000円の増額は、給料、職員手当等、共済費の増額で、先ほどと同様に、人事異動に伴うものでございます。
次に、中段から次の185ページにかけて記載の基金積立金の給付準備基金積立金事業2億397万4,000円の増額は、介護保険財政の年度間の均衡と健全な運営を図るため、前年度繰越金から前年度精算額確定に伴う返還金を控除するとともに、過年度収入を追加し、さらに一般会計からの低所得者保険料軽減負担繰入金103万6,000円を加えたものを当該基金に積み立てるものでございます。
次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、181ページにお戻り願います。
まず、一番上に記載の介護給付費負担金36万2,000円並びに調整交付金117万2,000円の増額は、国庫負担金の精算額確定に伴う過年度分等を新たに計上するものでございます。
次に、最下段から次の182ページにかけて記載の一般会計繰入金631万8,000円の減額は、先ほど歳出で説明いたしました
人件費事業の減額並びに低所得者保険料軽減負担金の増額に伴う予算措置でございます。
次に、上段に記載の繰越金2億148万6,000円の増額は、令和元年度の決算黒字額を新たに計上するものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第14号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
165 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第14号は、所管の令和2年度予算審査
特別委員会に付託をいたします。
次に、日程第26、議案第15号「令和2年度大阪府泉南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
166 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第15号、令和2年度大阪府泉南市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。
議案書は、189ページをお開き願います。
本議案は、令和2年度大阪府泉南市後期高齢者医療事業特別会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
補正の内容につきましては、
歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,253万8,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ9億3,654万7,000円とするものでございます。
それではまず、歳出予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、196ページをお開き願います。
中段に記載の後期高齢者医療広域連合納付事業1,129万7,000円の増額は、繰越金に含まれる出納整理期間に納付された令和元年度の保険料を、令和2年度において、大阪府後期高齢者医療広域連合に納付するものでございます。
次に、197ページ中段に記載の後期保険料還付事業124万1,000円の増額は、令和元年度に還付できなかった保険料還付金を、令和2年度において還付するものでございます。
次に、歳入予算の補正の内容につきまして御説明申し上げます。
議案書は、195ページにお戻り願います。
上段に記載の繰越金1,253万8,000円の増額は、前年度からの繰越金でございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第15号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
167 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第15号は、所管の令和2年度予算審査
特別委員会に付託をいたします。
次に、日程第27、議案第16号「令和2年度泉南市下水道事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。奥田都市整備部長。
168 ◯都市整備部長(奥田雅則君) ただいま上程されました議案第16号、令和2年度泉南市下水道事業会計補正予算(第1号)につきまして御説明を申し上げます。
議案書は、199ページをお開き願います。
本議案は、令和2年度泉南市下水道事業会計予算に変更を加える必要が生じたため、
地方自治法第218条第1項の規定により補正予算を調製し、同法第96条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものでございます。
補正の内容につきましては、人事異動等に伴う給与、手当等の増減等による収益的収入、収益的支出及び資本的支出の補正を行うとともに、特例的収入及び支出の確定に伴い、それぞれの金額を改めるものでございます。
それではまず、収益的支出の補正の内容につきまして御説明を申し上げます。
議案書は、202ページをお開き願います。
最上段に記載の下水道事業費用533万1,000円を減額し、収益的支出の総額を19億3,125万1,000円とするものでございます。
その内訳としまして、まず、その下に記載の営業費用533万9,000円の減額は、給与、手当関係によるものでございます。
次に、203ページの最下段に記載の営業外費用8,000円の増額は、支出増減額に伴う納付予定消費税及び地方消費税の増額によるものでございます。
次に、資本的支出の補正の内容につきまして御説明を申し上げます。
議案書は、204ページをお開き願います。
最上段に記載の資本的支出280万5,000円を増額し、総額を15億6,242万8,000円とするものでございます。その内訳として、その下に記載の建設改良費280万5,000円の増額は、収益的支出と同様に、給与、手当関係によるものでございます。
次に、収益的収入の補正の内容につきまして御説明を申し上げます。
議案書は、201ページお戻りをお願いいたします。
最上段に記載の下水道事業収益252万6,000円を減額し、収益的収入の総額を19億4,450万3,000円とするものでございます。
その内訳として、その下に記載の営業外収益252万6,000円の減額は、先ほど御説明をしました収益的支出及び資本的支出の増減に伴い、他会計補助金を減額しているものでございます。
次に、議案書、200ページにお戻りを願います。
中段の第4条に記載の特例的収入及び支出でございますが、未収金を2億667万5,000円に、未払金を2億5,373万9,000円に改めるものでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第16号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
169 ◯議長(南 良徳君) これより質疑を行います。
本件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本件に対する質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております議案第16号は、所管の令和2年度予算審査
特別委員会に付託をいたします。
次に、日程第28、議案第17号「令和元年度大阪府泉南市一般会計歳入歳出決算認定について」から日程第45、議案第34号「令和元年度大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算認定について」までの18件を一括議題といたします。
ただいま一括上程いたしました各会計決算認定18件につきまして、監査委員から報告を求めます。
梶本茂躾監査委員。梶本監査委員。
170
◯監査委員(梶本茂躾君) ただいま議長より報告の旨の指名を受けましたので、これより令和元年度大阪府泉南市一般会計及び各会計の決算審査の結果を報告いたします。
地方自治法第233条第2項の規定に基づき、泉南市長より審査に付されました一般会計及び各会計の歳入歳出決算について、決算書を中心に
市橋監査委員と私とで、令和2年8月7日に審査を行いました。
その結果、いずれも関係法令に基づいて作成され、計数は関係諸帳簿、証書類と符合しておりました。
なお、審査内容における個別の意見につきましては、それぞれ審査意見書に記載しておりますので、御参照願います。
以上、甚だ簡単ではございますが、決算審査報告といたします。
171 ◯議長(南 良徳君) 次に、ただいま一括上程いたしております各会計決算認定18件に関し、理事者から順次内容の説明を求めます。東野会計管理者兼会計課長。
172 ◯会計管理者兼会計課長(東野雅毅君) ただいま一括上程されました議案第17号、令和元年度大阪府泉南市一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第34号、令和元年度大阪府泉南市公共用地取得事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでは、議案書の209ページから243ページまでの令和元年度大阪府泉南市一般会計及び樽井地区財産区会計ほか10財産区会計、並びに国民健康保険事業特別会計ほか5特別会計の18会計の歳入歳出決算を、
地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付して議会の認定に付するものでございます。
決算の内容につきましては、別に御提出いたしております令和元年度決算書により御説明申し上げます。
それでは、各会計の決算の概要を順次御説明いたします。
決算書の7ページをお開き願います。
7ページから15ページまでは、一般会計の決算でございます。歳入につきましては、9ページの款1市税から11ページの款22繰越金までの歳入科目で、歳入決算額は248億2,856万2,459円となりました。
歳出につきましては、12ページの款1議会費から15ページの款13災害復旧費までの歳出科目で、歳出決算額は245億9,764万8,292円となり、歳入歳出差引残額は2億3,091万4,167円となりました。
続きまして、各財産区会計の決算を御説明申し上げます。
決算書は、17ページをお開き願います。
17ページから20ページまでは、泉南市樽井地区財産区の決算でございます。歳入決算額3億5,959万7,459円に対しまして、歳出決算額は1,482万6,594円となり、歳入歳出差引残額は3億4,477万865円となりました。
次に、21ページをお開き願います。
21ページから24ページまでは、泉南市狐池財産区会計の決算でございます。
歳入決算額639万4,171円に対しまして、歳出決算額は116万5,800円となり、歳入歳出差引残額は522万8,371円となりました。
次に、25ページをお開き願います。
25ページから28ページまでは、泉南市信達市場(久堀池)財産区会計の決算でございます。
歳入決算額1,013万1,301円に対しまして、歳出決算額は101万8,400円となり、歳入歳出差引残額は911万2,901円となりました。
次に、29ページをお開き願います。
29ページから32ページまでは、泉南市馬場財産区会計の決算でございます。
歳入決算額349万8,839円に対しまして、歳出決算額は123万2,000円となり、歳入歳出差引残額は226万6,839円となりました。
次に、33ページをお開き願います。
33ページから36ページまでは、泉南市男里財産区会計の決算でございます。
歳入決算額78万2,367円に対しまして、歳出の執行はなく、決算額はゼロ円となり、歳入歳出差引残額は78万2,367円となりました。
次に、37ページをお開き願います。
37ページから40ページまでは、泉南市海営宮池財産区会計の決算でございます。
歳入決算額1,024万3,633円に対しまして、歳出決算額は90万円となり、歳入歳出差引残額は934万3,633円となりました。
次に、41ページをお開き願います。
41ページから44ページまでは、泉南市信達市場財産区会計の決算でございます。
歳入決算額776万9,017円に対しまして、歳出の執行はなく、決算額はゼロ円となり、歳入歳出差引残額は776万9,017円となりました。
次に、45ページをお開き願います。
45ページから48ページまでは、泉南市新家高野・野口(大掛)財産区会計の決算でございます。
歳入決算額174万6,439円に対しまして、歳出の執行はなく、決算額はゼロ円となり、歳入歳出差引残額は174万6,439円となりました。
次に、49ページをお開き願います。
49ページから52ページまでは、泉南市幡代財産区の決算でございます。
歳入決算額1,144万7,457円に対しまして、歳出の執行はなく、決算額はゼロ円となり、歳入歳出差引残額は1,144万7,457円となりました。
次に、53ページをお開き願います。
53ページから56ページまでは、泉南市信達岡中財産区会計の決算でございます。
歳入決算額112万3,273円に対しまして、歳出の執行はなく、決算額はゼロ円となり、歳入歳出差引残額は112万3,273円となりました。
次に、57ページをお開き願います。
57ページから60ページまでは、泉南市信達岡中新池財産区会計の決算でございます。
歳入決算額513万719円に対しまして、歳出決算額は13万5,000円となり、歳入歳出差引残額は499万5,719円となりました。
続きまして、各特別会計の決算について御説明申し上げます。
61ページをお開き願います。
61ページから65ページまでは、泉南市国民健康保険事業特別会計の決算でございます。
63ページの歳入決算額75億1,160万759円に対しまして、65ページの歳出決算額は74億1,160万9,329円となり、歳入歳出差引残額は9,999万1,430円となりました。
次に、67ページをお開き願います。
67ページから70ページまでは、泉南市下水道事業特別会計の決算でございますが、今特別会計につきましては、令和2年3月31日付で打切り決算を行いました。
69ページの歳入決算額19億9,086万6,434円に対しまして、70ページの歳出決算額は19億350万1,764円となり、歳入歳出差引残額は8,736万4,670円となりました。
なお、この残額は、下水道事業が令和2年度より地方公営企業法が適用されることに伴いまして、同法の規定による特別会計へ引継ぎいたしました。
次に、71ページをお開き願います。
71ページから74ページまでは、泉南市汚水処理施設管理特別会計の決算でございます。
歳入決算額47万6,595円に対しまして、歳出決算額は47万6,595円となり、歳入歳出差引残額はゼロ円となりました。
次に、75ページをお開き願います。
75ページから80ページまでは、泉南市介護保険事業特別会計の決算でございます。
78ページの歳入決算額55億1,825万6,214円に対しまして、80ページの歳出決算額は53億1,677万548円となり、歳入歳出差引残額は2億148万5,666円となりました。
次に、81ページをお開き願います。
81ページから84ページまでは、泉南市後期高齢者医療事業特別会計の決算でございます。
83ページの歳入決算額8億3,874万7,376円に対しまして、84ページの歳出決算額は8億2,620万9,508円となり、歳入歳出差引残額は1,253万7,868円となりました。
次に、85ページのお開き願います。
85ページから88ページまでは、泉南市公共用地取得事業特別会計の決算でございます。
87ページの歳入決算額4億1,317万2,097円に対しまして、88ページの歳出決算額は4億1,317万2,097円となり、歳入歳出差引残額はゼロ円となりました。
以上が各会計の決算の概要でございます。また、決算書89ページ以降におきましては、ただいま御説明申し上げました令和元年度泉南市一般会計、財産区会計11会計、特別会計6会計の計18会計につきまして、
地方自治法施行令第166条第2項の規定により、歳入歳出の具体的内容を記載した歳入歳出決算事項別明細書及び各会計の実質収支に関する調書並びに財産に関する調書を順次記載し、提出するものでございます。
さらに、監査委員の決算審査意見書並びに主要施策等の成果説明書は、別に御提出いたしておりますので、御参照くださるよう、お願い申し上げます。
以上、甚だ簡単ではございますが、説明とさせていただきます。御審議いただき御認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
173 ◯議長(南 良徳君) これより各会計決算認定18件に関し、一括して質疑を行います。
本18件については、質疑の通告はありません。ほかに質疑はありませんか。────質疑なしと認めます。
以上で本18件に対する質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております令和元年度各会計決算認定18件につきましては、令和元年度決算審査
特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
174 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって令和元年度各会計決算認定18件につきましては、令和元年度決算審査
特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決定をいたしました。
次に、ただいま設置されました令和元年度決算審査特別委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、4番 河部 優議員、5番 岡田好子議員、7番 谷 展和議員、8番
古谷公俊議員、12番 大森和夫議員の以上5名の議員を指名いたします。委員各位におかれましては、よろしくお願いをいたします。
次に、日程第46、議案第35号「動産の買入れについて」を議題といたします。
理事者から提案理由並びに内容の説明を求めます。幡中副市長。
175 ◯副市長(幡中 力君) ただいま上程されました議案第35号、動産の買入れにつきまして御説明申し上げます。
追加議案としてお配りしております議案書の5ページをお開き願います。
提案理由につきましては、泉南市立小・中学校教育用タブレット端末一式を取得するに当たり、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
本件は、泉南市立小・中学校14校に教育用タブレット端末を導入するため、タブレット端末一式を購入するものでございます。
契約内容といたしましては、契約金額は2億5,940万3,837円、契約の相手方は、株式会社NTTドコモ関西支社、契約の締結方法は、随意契約、仮契約は、本年9月2日に締結したところでございます。
続いて、次の6ページをお開き願います。
買入れ動産の概要といたしましては、泉南市立小・中学校教育用タブレット端末4,988台、附属品一式としてキーボード、ソフトウェアでございます。
以上、甚だ簡単ではございますが、議案第35号の説明とさせていただきます。御承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
176 ◯議長(南 良徳君) この際お諮りいたします。本件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
177 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって本件につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。────大森議員。
178 ◯12番(大森和夫君) コロナ禍のもと、子どもたちが大変な思いをしている中で、幾つかの支援策が取られてきていると思うんですけれども、コロナ禍でこういうタブレットの購入、それから児童や生徒たちに配ることに決めた背景というか、考え方、どんな形での支援を行うことを目的にして、こういう形で購入を決めたのかということで、まずそれについてお答えください。
それと、あとどういう形で使うかですね。購入した当時は、学校も休校ということがあったので、タブレットということで、家庭内学習を主にして使うんですかね、その使い方とかについてお答えください。
179 ◯議長(南 良徳君) 岡田教育部長。
180 ◯教育部長(岡田直樹君) それでは、2点御答弁申し上げます。
まず、そもそも今回本市でもコロナ禍対応ということで、大きなタブレット調達を進めさせていただいているところでございますけれども、そもそもは国が進めております大きなGIGAスクール構想ということで、令和時代のスタンダードとして小・中学校のお子さんに、1人1台の端末を配置するべきだという、その大きな施策に乗っているところでございます。
それがコロナの関係で急に前倒しになってきたというところでございます。
つきましては、私どもでは比較的軽めのiPad端末を選定して、それが一台一台が独自に通信できるというふうな環境のものを整えることで、万一仮に今後コロナの波が襲ってきて、また学校がもし休業となった場合でも、それを例えばお家に持って帰ってもらえば、お家でもしインターネット環境がなくても、オンライン学習であったりとか、そういったツールとして使っていただける、そういったことを想定して、今回こういうなるべく軽いiPad端末で、しかもLTE接続ができるものという形で選んできたという経緯がございます。
それから、今後使い方ということですけれども、今申し上げたような実際に家庭における学習にももちろん使っていただけますし、そもそもふだん学校においても、教室でも使っていただけますし、また、グラウンドとか、あるいは少し離れた野山でそういう学校外学習をする際にも、例えばそういったところで花や虫の写真を撮って、すぐ持ち帰って教室で学ぶというところで、学校、家庭、あらゆるところで使っていただけるというふうに考えております。
以上です。
181 ◯議長(南 良徳君) 大森議員。
182 ◯12番(大森和夫君) 家庭内の教育は、具体的にどんなふうに使われるということですかね。それは想定は学校が休校の場合ということですか。学校が休校の場合、お子さんが家庭にいる場合に、タブレットを使って配信して学習ということが前提になっているのか、家庭でどういう場合に使うのか。
ふだん学校に来ていれば、そういう利用する機会があるのかなと思うので質問したのと、あと、インターネット環境が整っていないところが多いと思われるので、タブレットにしたということですけれども、行政区ではこういうタブレット版ではなくて、家庭のインターネット環境を使いながらやるというふうな形で、パソコンを購入したようなところもあるのか。
タブレットにすれば、いろんなインターネットの環境とか通信の環境を整えるため、また費用がかかってくるだろうと思うので、その辺の判断はどのように考えてタブレットにされたのか、お答えください。
183 ◯議長(南 良徳君) 岡田教育部長。
184 ◯教育部長(岡田直樹君) 何点かございます。
まず、万一の学校休業の際、家庭での学習でのイメージというところでございますけれども、まず既に私どもでは、インターネット環境で使っていただける、各学年で使ってもらえるドリル、オンラインドリルのデータを、既に今持ってございます。
そういったものは使っていただけますし、また議員お問合せの点は、恐らく学校の授業形態だと思いますけれども、今回春先に私どもの学校の先生が頑張ってつくってくださった授業風景を映像化して、録画したものを流すという。それを家庭でおられるお子さんが見たいときに見るというオンデマンド学習にも使っていただけます。
またさらに一歩進んで、そういったオンラインで授業を配信するノウハウも持っている。そういった能力、スキルがアップしてきたという形になれば、よく、ちまたでもいいますが、まさに学校に先生がおられて、子どもさんが家庭におられる。20人とか40人、一堂に会さずともオンライン授業を行うといったことも想定されるかと思ってございます。
それから、ほかの行政区でもいかがかということでございますけれども、今回は国のほうの仕様で決められておりますのが、端末が3種類ぐらいあったんですけれども、Wi-Fi接続でも構わないし、こういうLTEでも構わないと。大阪府内でもLTE接続の端末を選択されているところは、ほかにも四、五団体あるというふうには聞いてございます。
こうしたところの費用の関係ですけれども、これはやはり今最もどの自治体も困っているところかと思いますけれども、今回は国のほうが全児童数のうちの3分の2台は今回の急遽その交付金等でお手当てしましょうと。残る分は従前からの支援ないし自治体で負担です。でも、通信費についてはもう専ら自治体負担という形にされてございます。
ついては、私たちもそのLTE接続でなくて、学校からWi-Fiで接続していく場合の見積り等も取らせていただいたんですけれども、それも相当な高さ、高額になるというところで、我々としましては、当面この1期目といいますか、この段階ではLTE接続でいくほうが、最も早くて手っ取り早くて、まだコスト的にもメリットがあるだろうと判断したところでございます。
以上です。
185 ◯議長(南 良徳君) 大森議員。
186 ◯12番(大森和夫君) コロナ禍のもとで、子どもの支援をということで、いつも訴えているんですけれども、その中でやっぱり貧困が広がると。特にひとり親家庭とかの支援が、やっぱり泉南市でも国の指標にされていますけれども、そういうコロナ禍のもとで、子育て世代が大変な思いをしている中でのこのタブレットのメリットとかデメリットとかいうのがあれば、ちょっとその辺の説明をしてもらえますか。
187 ◯議長(南 良徳君) 岡田教育部長。
188 ◯教育部長(岡田直樹君) 今回は、私ども御用意するのは、現在市内におられる小・中学生5,000名弱の皆さん、あまねく一台一台独立してインターネットが使えるものという形にしてございますので、議員御指摘のように、お家にインターネット環境がない方でも、今回月々の容量は決まっておりますので、それに注意いただければ使ってもらえると、そういうふうな形にしておりますので、どのお子様、どの家庭に対しても、しっかりとした支援になると考えております。
189 ◯議長(南 良徳君) ほかに。────以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。────討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第35号を採決いたします。
お諮りいたします。本件については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕
190 ◯議長(南 良徳君) 御異議なしと認めます。よって議案第35号は、原案のとおり可決されました。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
なお、次回本会議は来る9月18日午前10時から継続開議いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
本日は、これをもちまして散会といたします。お疲れさまでございました。
午後2時50分 散会
(了)
署 名 議 員
大阪府泉南市議会議長 南 良 徳
大阪府泉南市議会議員 谷 展 和
大阪府泉南市議会議員 古 谷 公 俊
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